戸出七夕まつりは富山県最大の七夕まつりです。
魅力はなんと言っても『日本一の美しさ』と絶賛される七夕飾りです。
全国の七夕といえば、ダンス、ヨサコイ、ライブ、大道芸などイベント色の強いものが多いですが、戸出は七夕飾りの出来栄えに重きを置いています。
また、暦の改変や天候(梅雨)を理由に8月開催(8月7日の月遅れ開催)が多いところが多いなか、戸出の七夕は現在でも7月7日(五節句のひとつ)に開催している歴史・由緒ある七夕まつりとして有名です。
この記事では日本一美しく、由緒正しいとされる戸出七夕まつりを紹介します。
戸出七夕まつりの日程
開催日:毎年7月3日~7日 (2015年は金~火曜日ですね!)
ライトアップ時間:毎日22:00まで
開催場所:高岡市戸出町 商店街周辺
駐車場:Google Mapをご参照ください。
日本一美しいと言われる理由
戸出の七夕が『日本一美しい』と言われているのは、何も地元民が勝手に言っているわけではありません。
私も全国の大規模な七夕を見に行ったことがありますが
圧倒的に戸出の七夕の方が綺麗だと思います。
決して贔屓目ではなく、ちゃんとした理由があります。
洗練された七夕飾り
一般的な七夕飾り
実は全国で見られる七夕飾りって、こんなやつ↑が大半です。
『吹き流し』とか『行燈』がメインで、大きさ、迫力こそありますが、あまり風流な飾りとは言えません。(横に渡したバーに、飾りがぶら下がってるだけですからね)
対して戸出の七夕飾りはこちら↓短冊、提灯、吹き流し、久寿玉、など色々な飾りがバランス良く配置され、竹の『しなり』も通りを横断するかのように絶妙に計算されています。
戸出七夕まつりの飾り
ぜんぜん違いますよね??
というか、富山県民にとってはこれが普通なんですが、芸術性の面で全国の七夕祭りの追随を許しません。
七夕飾りのトンネル
戸出七夕祭りのメインストリートはとっても歴史的な街道で、前田利長が初めて参勤交代に通った道(旧北陸道)であるとされています。
当然、道幅は現在の国道等と比べると狭く、両脇の七夕飾り同士の距離も自然と近くなります。
頭上に迫る(というか当たる)くらい間近で飾りを見ることができ、まるで七夕飾りのトンネルを潜っているかのような状態になります。
規模こそ都市部の七夕祭りに叶いませんが、七夕らしい風流さ、綺麗さは戸出の七夕に軍配が上がるのではないでしょうか?
アクセス方法
電車でアクセス
①高岡駅⇒城端線⇒戸出駅(約13分)
②北陸新幹線・新高岡駅⇒城端線⇒戸出駅(約9分)
*戸出駅からは徒歩1分です。
シャトルバスでアクセス
①高岡駅瑞龍寺口⇔高岡みなみ病院前
②(旧)福岡消防署前⇔高岡みなみ病院前⇔高岡市商工会中田氏所前