越中八尾と言えば『おわら風の盆』があまりにも有名ですが、おわらと共に八尾町を代表する伝統行事が八尾曳山祭です。

江戸時代には富山藩の御納戸所であった八尾は養蚕などの産業で栄え、富山県内でも有数の財力を誇る町でした。

その町人文化の集大成である八尾曳山は豪華絢爛を極める見事なもので、『八尾町祭礼曳山』として富山県有形民俗文化財に指定されています。

八尾曳山祭はいつ?

越中八尾曳山祭はいつ?GWの富山おすすめのイベント&祭り情報

八尾曳山祭はゴールデンウィーク真っ最中の5月3日の指定日開催です。

(かつては5月5日に行われていました。)

運行スケジュール

獅子舞奉納 8:15~ (聞名寺前)

曳山曳き出し 9:30~ (聞名寺)

提燈山曳き出し 19:30~ (十三石橋詰)

曳山の巡行ルート・曳き回しは毎年変更され、遇数年は東上がり(今町が一番山)、奇数年は西上がり(東町が一番山)となります。

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八尾曳山祭のみどころ

『おわら』とは違った雰囲気が楽しめる

八尾曳山祭では『おわら風の盆』とは違った八尾の一面を見ることができます。

特に曳山が方向転換する際の角回しは必見で、指示者の合図のもと笛、太鼓を打ち鳴らし車輪を引き摺りながら(ようするにドリフト状態)一気に曲がります。『おわら』とは違った威勢の良さを楽しめます。(八尾八幡社奉納時に見せる角回しが一番のみどころです

また、『日本の道100選』に選ばれた諏訪町通りも曳き回しの巡行ルートです。石畳の上を行く優雅な曳山は必見です。

曳山の装飾・車輪が見事

越中八尾曳山祭はいつ?GWの富山おすすめのイベント&祭り情報

さすが富山藩屈指の財力を誇った町、その栄華が曳山に現れています。

特に車輪は井波の彫刻城端の漆工高岡彫金などの富山県各地の技術の粋を集めた郷土文化を代表する見事なものとなっています。

車輪が豪華絢爛になったのは江戸末期から

車輪が豪華絢爛になったのは実は江戸末期(慶応)から大正時代にかけてです。

これは富山県の曳山に多大な影響を与えた安永の曳山騒動(1775年~)のため、写真のような外輪の曳山(大八車タイプ)の曳き出しを富山藩が禁じたことに由来します。それまでは八尾曳山も内輪の地車(車輪が外から見えない)でした。

(富山県下で見られる内輪の地車は出町子供歌舞伎曳山岩瀬曳山車といずれも1775年付近に建造された曳山です。)

夜は幻想的な提燈山に変身!

八尾曳山祭はいつ?GWの富山県おすすめのイベント&祭り

富山の曳山祭では一般的ですが、夜になると彫刻を取り外して無数の提燈を取り付けた提燈山に模様替えします

これがなんとも幻想的。富山の提燈山と言えば伏木曳山祭(けんか山)や放生曳山祭の威勢の良さが有名ですが、優雅さは八尾曳山も負けていません。

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八尾曳山祭り周辺情報とアクセス

八尾へのアクセス

車・バスでのアクセス
富山駅からバスで 45分
富山空港から車で30分
北陸自動車道 富山I.Cから車で25分

電車でのアクセス
富山駅⇒JR高山線⇒越中八尾 25分
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