富山ライトレールは富山駅~岩瀬浜の約7.6kmを結ぶ路面電車です。

北陸新幹線開通に伴い、富山市の利便性コンパクトな街づくりを目的として誕生しました。

国鉄時代の路線を一部引き継ぐも、車両は白を基調に、全七色のアクセントカラーを配するTLR600系『ポートラム』に一新。

地方都市富山には不似合い(?)なオシャレでハイセンスな車両が大人気

全国的にも希な黒字経営の『第三セクター鉄道』として有名です。

ポートラムとは?

ポートラムは富山北駅から岩瀬浜まで13の駅を約24分で結びます。

これまでJR富山港線として利用されていた鉄道区間と、新しく敷かれた自動車と並走する軌道区画を走る路面電車です。

また、CO2排出量が少なく、高齢者にも使いやすい低床構造のバリアフリー仕様でもあることから次世代の公共交通として全国的にも注目されています。

 

車両カラーは虹をモチーフにした七色!

ポートラムの車体は、霊峰立山の新雪をモチーフとしたしろを基調として、レッドオレンジイエローイエローグリーングリーンブルーパープルの7色がアクセントカラーとして採用されています。

また、クリスマスバレンタインデーといったイベントに合わせた期間限定のラッピング車両が運行されることもあり、『赤い車両を見た日は恋愛がかなう』というジンクスがあるとかないとか…

 

気になる運賃と時刻表は?

ポートラムの運賃は大人200円、小人100円と経済的。

運行本数も7時~20時までは1時間に4本(15分間隔)と地方鉄道にしては驚異的な利便性を誇っています。

富山ライトレールの前身、旧富山港線時代は1時間に1本程度のダイヤ編成だったことからも、いかに成功している路線かが分かります。

各電停時刻表(PDF)

ポートラム路線図と周辺情報

富山北駅⇔大広田エリア

富山と岩瀬を結ぶ富岩街道沿いのエリア。

富山県屈指のデートスポット(?)の富山県富岩運河環水公園や全国で始めて重要文化財に登録された土木建造物『中島閘門』などが愉しめるエリアです。

 

富山県富岩運河環水公園

富山県富岩運河環水公園

昭和初期に作られた富岩運河の一部を利用して整備された公園で、富山県を代表するデートスポットのひとつ。

(結婚式場も周りにあります)

敷地内に『世界一美しい』と有名なスターバックスやレストラン、野外劇場もあり散歩やデートを楽しむ人に人気があります。

運河を渡る天門橋のふたつの展望台には長さ58mの赤い糸電話が渡されています。

ここで告白すると必ず恋が実るとか…実らないとか?

 

パナマ運河方式 中島閘門

中島閘門

昭和9年竣工の国内では珍しいパナマ運河方式の閘門。

パナマ運河の仕組み

運河の途中で2.5mの水位差を扉で仕切って200t級の船を通すことができます。

放水路、操作室、量水計などの施設で構成されており、平成10年に昭和の土木建造物としては全国で初めて国の重要文化財に登録されました!

(現在でも使用されています!!)

岩瀬エリア

ポートラムの終着点の東岩瀬は江戸後期から明治初期にかけて、西日本の流通・海運を担った北前船の寄港地でした。

日本海側を中心に盛んに交易が行われ、なかでも東岩瀬には多くの廻船問屋が連なり、町全体が栄えていきました。

 

北前船廻船問屋『森家』

北前船廻船問屋『森家』

国指定重要文化財に指定されている廻船問屋森家は明治11年に建てられた佇まいをそのまま現在に残しています。

東岩瀬廻船問屋の町屋の代表格にふさわしく、どっしりとした重厚な構造は北前船が東岩瀬に多くの富と文化をもたらした財力の象徴として物語っています。

 

銘酒『満寿泉』の蔵元 枡田酒造店

明治26年に北海道旭川で創業した「枡田酒造店」は銘酒『満寿泉』の蔵元。

新酒が味わえるのは12月初旬。

軒先に新しい杉球が吊るされるのが合図と言われています。

富山に来られた際はぜひ一度味わってみてください。

 

岩瀬が一年で一番アツい日 岩瀬曳山車祭

喧嘩祭り激戦区!富山県の喧嘩祭りまとめ

岩瀬では毎年5月17日、18日に『岩瀬曳山車祭』が行われます。

富山県屈指の喧嘩祭りで、廻船問屋の財力を象徴するような頑丈な造りの曳山が激突しあう『曳き合い』がみどころです。

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