北陸新幹線の金沢・富山~長野間の開通によって、金沢~東京駅間を最速2時間28分で行くことができ、関東圏から北陸地方のアクセス時間がグッと短くなりました!
でも…北陸って何があるの?雪?山?北陸地方って県名どころか位置すら浮かばないよって方が残念ながら多いのが現実じゃないかと思います(泣)
さらに富山県に至っては『えっ?富山県?金沢までの途中にあるらしいけど、基本スルーでしょ?』と多くの方が思っているかもしれません。
ちょっと待ってください!富山県にだって全国に誇れる魅力的な祭り&イベントがたくさんあります!
この記事では、2015年の春からにかけて北陸新幹線で行きたい富山県の祭り&イベントを厳選して紹介していきます。
4月中旬 立山黒部アルペンルート 雪の大谷ウォーク
会期:4月16日~6月22日*予定
場所:富山県富山市
北陸新幹線を利用する場合は、黒部宇奈月温泉駅にて下車。
黒部宇奈月温泉駅からは北陸本線でJR魚津駅(うおづ)へ
JR魚津駅からは富山地方鉄道で寺田⇒立山駅下車
みどころ
死ぬまでに一度は見てみたい絶景としてもランクインすることがある立山・黒部アルペンルートの雪の大谷です。
テレビや写真で見て、一度行ったみたい!歩いてみたい!って人が多いかもしれません。雪の大谷は立山までのバス専用道路を除雪車が除雪した跡にできる高さ最大20mの巨大な雪の壁です。
そこには日常生活では見ることのできない、まさに非日常的な風景が広がっています。
あくまで予定ですが、立山・黒部アルペンルート、雪の大谷ウォークは4月中旬から約2ヶ月間楽しむことができるので4月中旬でなくとも6月中旬までならいつでも観光することが可能です。
北陸新幹線の各駅から少し遠いのが難点ですが、それでも開業前より格段にアクセスしやすくなっていますのでこの機会に是非訪れてみては?
GW となみチューリップフェア 富山県最大の花の祭典
会期:4月22日(金)~5月5日(木・祝)
場所:富山県砺波市
北陸新幹線を利用する場合は、新高岡駅にて下車。
新高岡駅からは城端線でJR砺波駅(となみ)へ
JR砺波駅からは徒歩15分(無料シャトルバス・タクシーで5分)
みどころ
2016となみチューリップフェアは富山県最大のイベント、チューリップの祭典としては日本最大級です。
国内最多の650品種、250万本のチューリップが咲き誇ります。
会期がGW中なので関東圏からでも日程の調整が比較的簡単かもしれません。
富山県内の北陸新幹線駅からのアクセスも比較的良いことと、砺波市内、高岡市内にはホテルも多いので富山県⇒石川県の周遊旅行も可能です。

5月 伏木曳山祭 別名:けんか山
会期:5月15日(毎年固定日開催です)
場所:富山県高岡市伏木
北陸新幹線を利用する場合は、新高岡駅にて下車。
新高岡駅からは城端線でJR高岡駅へ
高岡駅からは氷見線で伏木駅、またはJR高岡駅前4番バスで伏木駅前下車。
みどころ
なんと無形民俗文化財に指定されている曳山(ひきやま)を正面からぶつけ合うという規格外の曳山祭り。
富山県は曳山祭りが非常に多い県です。なかでもこの伏木曳山祭は富山県内最大規模の曳山祭で大変賑わいます。
その荒々しいぶつけ合いから別名:けんかやま、けんか山とも呼ばれています。

6月 となみ夜高祭り 富山の喧嘩祭りのオオトリ
会期:6月10日(金)、11日(土)
場所:富山県砺波市 砺波駅周辺
北陸新幹線を利用する場合は、新高岡駅にて下車。
新高岡駅からは城端線でJR砺波駅(となみ)へ
JR砺波駅からは徒歩0分。
みどころ
富山県は曳山祭りが盛んな県ですが、同時に行燈系の祭りが盛んな県でもあります。
実はねぶたの原型になったとも言われる行燈祭りが富山県にはあります。
豪華絢爛、勇壮優美な行燈山車の練り回しが行われるほか、最後にはなんと!その行燈をぶつけ合って壊しあう喧嘩祭りに変貌します。
富山県の行燈祭りでは最大級。富山の喧嘩祭りラッシュの最後を飾るに相応しいのがとなみ夜高祭りです。
開催日は毎年6月第2金曜日、土曜日固定なので関東圏の忙しい方でもアクセスしやすいのも魅力です。
